「自動売買に興味はあるけれど、どの設定を選べばいいのかわからない」
FXの自動売買を調べ始めると、EAやリピート系注文など選択肢が多く、最初の一歩で迷ってしまいがちです。
ひまわり証券の「ループ・イフダン」は、あらかじめ用意された売買ルールの中から選ぶだけで、決めた値幅ごとに新規注文と決済注文をくり返す自動売買です。
この記事では、ループ・イフダンの仕組みやコスト、始める前に知っておきたいリスクと、口座開設の流れを整理して解説します。
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FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証された金融商品ではありません。為替レートや金利の変動により損失が生じる可能性があり、レバレッジをかけた取引では、相場の急変時などに預け入れた証拠金を上回る損失が発生するおそれがあります。自動売買などの機能を使う場合も利益が保証されるわけではありません。取引を始める前に、各社の契約締結前交付書面や取引説明書をよく読み、仕組みとリスクを十分に理解したうえで、ご自身の判断で行ってください。
ひまわり証券のループ・イフダンとは?会社の基本情報
ひまわり証券は、1998年に国内で初めて個人投資家向けのFXサービスを始めた証券会社です。関東財務局に第一種金融商品取引業者として登録しており(関東財務局長(金商)第150号)、金融先物取引業協会・日本証券業協会などに加入しています。
ループ・イフダンは、ひまわり証券のFX口座で使える自動売買の仕組みです。「イフダン注文(新規注文と決済注文をセットで出す注文)」を、決めた値幅ごとに自動でくり返し発注していくのが基本の動きになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ひまわり証券株式会社 |
| 登録番号 | 関東財務局長(金商)第150号 |
| 自動売買の種類 | 用意された売買ルールから選ぶ選択型 |
| 取引単位 | 1,000通貨から運用できる |
| 取引手数料・システム利用料・口座維持費 | 無料 |
| 投資助言報酬 | 1,000通貨ごとに片道1円(税込)をスプレッドに含めて徴収 |
| 取引ツール | WEB版・ダウンロード版(ひまわりFX PRO)・スマートフォンアプリ |
注意したいのは、ループ・イフダンの売買ルールはひまわり証券からの投資助言という位置づけになっている点です。その報酬は取引手数料とは別に、スプレッドに上乗せされる形で差し引かれます。「手数料無料」という言葉だけで判断せず、スプレッドを含めた実質的なコストとして見ておくと、運用結果を確認するときに数字のずれに戸惑いません。
そもそも自動売買にどんな種類があるのかを先に知っておきたい場合は、こちらの記事でFXのシステムトレード全体を整理しています。

会社概要や登録情報は、ひまわり証券の公式サイトで確認できます。
売買ルールを選ぶだけで注文をくり返す、ループ・イフダンの仕組み
あらかじめ用意された売買ルールを選ぶと、決めた値幅ごとにイフダン注文が自動でくり返される
ループ・イフダンで利用者が決めるのは、主に「通貨ペア」「買いか売りか」「1回の値幅」「最大ポジション数」です。たとえば米ドル/円の買いで値幅を決めると、相場が下がるたびにその値幅ごとに買い注文が入り、そこから値幅分上がったところで決済注文が出されます。決済されると同じ位置に再び新規注文が置かれるため、相場が上下に動いている間は売買がくり返されていきます。
公式サイトでは、この動きを「相場を面で捉える運用」と表現しています。1点で売買のタイミングを当てにいくのではなく、一定の範囲に注文を敷き詰めておく考え方です。
1,000通貨から運用できる
ループ・イフダンは1,000通貨単位での運用に対応しています。注文を何本も並べる仕組みのため、1本あたりの数量を小さくできるかどうかは必要な資金に直結します。少ない数量で仕組みの動き方を確かめてから、自分の資金に合わせて調整していけます。
1,000通貨取引で必要になる資金の目安は、こちらの記事で計算例とあわせて解説しています。

損切りのルールもあらかじめ組み込まれている
注文を敷き詰めた範囲を相場が外れた場合は、逆指値注文によって損切りが自動で行われます。一方向に大きく動いた相場で、含み損を抱えたポジションが際限なく増え続けることを防ぐための仕組みです。ただし、損切りが実行されればその分の損失は確定します。
売買ルールの一覧や、選べる通貨ペアはひまわり証券の公式サイトで確認できます。
ループ・イフダンを使うと相場との向き合い方はどう変わるか
裁量トレードでは、エントリーの位置を考え、チャートを見ながら決済のタイミングを判断する必要があります。ループ・イフダンを使うと、日々の売買は設定した売買ルールに沿って進むため、自分の役割は「どのルールで、どれくらいの数量で動かすか」を決めて、定期的に見直すことに変わります。
仕事中や就寝中など画面を見られない時間帯も、設定どおりに注文が出され続けます。チャートに張り付く時間を減らしながら、相場にポジションを持ち続けるスタイルをとりたい人にとっては、検討の選択肢になるでしょう。
一方で、自動売買はあくまで決めたルールを機械的に実行するものです。相場環境が変わってルールが合わなくなったときに、止める・入れ替えるといった判断をするのは自分自身です。任せきりにせず、口座状況を確認する習慣は残しておきましょう。
他社の自動売買と仕組みを比べてから決めたい場合は、同じく注文をくり返すタイプの自動売買を解説したこちらの記事も参考になります。

「自動売買でも損をしそう」と感じる場合はリスクの出方を先に確認する
ループ・イフダンは、相場が一定の範囲で上下しているときに売買がくり返される仕組みです。そのため、苦手な場面もはっきりしています。
たとえば買いのルールで運用中に相場が下がり続けると、決済されないまま買いポジションが積み上がり、含み損が膨らんでいきます。公式サイトでも、評価損は常に発生しうること、注文を敷き詰める範囲が狭いほど損失のリスクが高まること、一度に大きな利益は見込みにくいことが注意点として挙げられています。
FXは元本や利益が保証された取引ではありません。相場の急変時にはロスカットが間に合わず、預けた証拠金以上の損失が出ることがあります。また、指標発表の前後などにはスプレッドが広がる場合があります。ループ・イフダンの売買ルールも、過去の成績が将来の利益を保証するものではありません。
こうしたリスクは、使い方である程度コントロールできます。ポイントは、最大ポジション数まで注文が埋まったときの含み損と必要証拠金を先に計算し、口座の資金に余裕を持たせておくことです。1,000通貨の少ない数量から始めれば、想定外の値動きがあっても損失額を抑えながら仕組みの癖をつかめます。
ロスカットを避けるための証拠金維持率の考え方は、こちらの記事でまとめています。

リスクに関する説明書面や取引ルールの詳細は、ひまわり証券の公式サイトで事前に確認しておくと判断材料になります。
ひまわり証券の口座開設からループ・イフダンを始めるまでの流れ
ループ・イフダンを利用するには、ひまわり証券のFX口座が必要です。申し込みから運用開始までは、次の流れで進みます。
申込フォームに氏名・住所・投資経験などを入力し、本人確認書類を提出します。
審査が完了すると、取引画面にログインするための情報が届きます。
最大ポジション数まで注文が埋まった場合の必要証拠金を見積もり、余裕を持った金額を入金します。
通貨ペア・売買の方向・値幅・数量を決めて発注すると、以降はルールに沿って注文がくり返されます。
口座開設や口座維持に費用はかかりません。まずは申込画面で必要事項を確認するところから始めてみてください。
\ 口座開設の申し込み方法を確認する /
ひまわり証券のループ・イフダンに関するよくある質問
- ループ・イフダンの利用に手数料はかかりますか?
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取引手数料・システム利用料・口座維持費は無料です。ただし、投資助言報酬として1,000通貨ごとに片道1円(税込)がスプレッドに含まれています。
- 少ない資金でも始められますか?
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1,000通貨単位で運用できるため、数量を抑えて始められます。最大ポジション数まで注文が埋まった場合の必要証拠金は、事前に確認しておきましょう。
- 自動売買なら必ず利益が出ますか?
-
いいえ。一方向に相場が動き続けると含み損が膨らみ、損切りやロスカットで損失が確定することがあります。
- スマートフォンでも利用できますか?
-
スマートフォンアプリが用意されているため、外出先からでも口座状況の確認や注文ができます。

