「FXの自動売買は知っているけれど、日経225や米国の株価指数でも同じように自動売買できるのだろうか」
為替だけでなく、日経225やS&P500のような株価指数の値動きを売買の対象にしたいと考える人は少なくありません。
トライオートCFDは、インヴァスト証券が提供する、株価指数やETFを対象にしたCFDを自動売買でもマニュアル注文でも取引できるサービスです。
この記事では、トライオートCFDの基本情報、自動売買のしくみ、必要な資金の考え方とリスク、始めるまでの流れを順に解説します。
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FX(外国為替証拠金取引)は元本が保証された金融商品ではありません。為替レートや金利の変動により損失が生じる可能性があり、レバレッジをかけた取引では、相場の急変時などに預け入れた証拠金を上回る損失が発生するおそれがあります。自動売買などの機能を使う場合も利益が保証されるわけではありません。取引を始める前に、各社の契約締結前交付書面や取引説明書をよく読み、仕組みとリスクを十分に理解したうえで、ご自身の判断で行ってください。
トライオートCFDとは?株価指数やETFをCFDで取引できるサービスの基本情報
トライオートCFDは、インヴァスト証券株式会社が提供するCFD(差金決済取引)のサービスです。インヴァスト証券は、第一種金融商品取引業・第二種金融商品取引業の登録(関東財務局長(金商)第26号)を受けた証券会社です。
取引の対象は大きく2種類あります。日経225や米国の主要な株価指数を対象にした「株価指数CFD」と、米国などのETF(上場投資信託)を対象にした「バラエティCFD」です。どちらも、あらかじめ用意されたルールや自分で作ったルールで自動売買できるほか、自分で注文を出すマニュアル注文にも対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供会社 | インヴァスト証券株式会社 |
| 登録 | 第一種金融商品取引業・第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第26号 |
| 株価指数CFDの銘柄 | 日本225、米国D30、米国NQ100、米国S500、米国R2000、ドイツ40、イギリス100、香港HS |
| バラエティCFDの銘柄 | レバレッジ型・カバードコール・テーマ型・コモディティ・指数に連動するETFなど |
| レバレッジ | 株価指数CFDは10倍、バラエティCFDは5倍(個人・法人一律) |
| 注文の方法 | 自動売買(セレクト・ビルダー)、マニュアル注文 |
| 取引手数料 | 0円(売買にはスプレッドがかかる) |
※2026年11月5日時点のインヴァスト証券公式サイトの掲載内容をもとに作成しています。
CFDは現物を持たずに値動きの差額で売買する取引
CFDは、株価指数やETFの現物を持たずに売買し、買ったときと売ったときの価格の差を損益にする取引です。値上がりを予想して「買い」から入るだけでなく、値下がりを予想して「売り」から入ることもできます。
FXとCFDの違いを先に整理しておきたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

為替の自動売買は「トライオートFX」で扱っている
インヴァスト証券は、通貨ペアを対象にした自動売買のサービス「トライオートFX」も提供しています。この記事ではCFDに絞って解説するので、FXのセレクト・ビルダーのしくみやスプレッドについては、こちらの記事を読んでみてください。

\ 株価指数CFDとバラエティCFDの銘柄一覧を確認する /
選ぶ・作る・試すがそろう、トライオートCFDの自動売買のしくみ
トライオートCFDの一番の特徴は、株価指数やETFの売買ルールを「選んで使う」「自分で組み立てる」の両方の方法で自動売買にでき、動かす前に過去の相場でシミュレーションできることです。
自動売買を始めるときに迷いやすいのが、「どんなルールで売買するか」を決める部分です。トライオートCFDでは、ルールを一から作らずに候補を比べて選ぶ方法と、数量や注文の間隔を自分で決めて組み立てる方法のどちらからでも始められます。
セレクト:用意された自動売買を選んで始める
「セレクト」は、あらかじめ作られた自動売買のルールを、ランキングなどから選んで使う方法です。銘柄や過去の成績を見比べながら、自分の考えに近いものを選ぶところから始められます。
ランキングや成績は過去のものであり、将来の成果を約束するものではありません。
ビルダー:数量や注文の間隔を決めて自分で組み立てる
「ビルダー」は、取引する数量や注文を出す間隔、損失を抑えるための設定などを自分で決めて、自動売買のルールを組み立てる方法です。相場の見通しを自分なりに持っている人は、その考えをルールにして動かせます。
動かす前に過去の相場でシミュレーションできる
選んだルールや組み立てたルールが、過去の相場でどのような売買になったかを、実際に動かす前にシミュレーションで確かめられます。注文がどのくらい並ぶのか、値動きが逆に進んだときにどれだけ含み損を抱えるのかを、先に見ておく使い方ができます。
自分で注文するマニュアル注文も使える
自動売買だけでなく、自分のタイミングで注文を出すマニュアル注文にも対応しており、TradingViewのチャートを使った取引もできます。自動売買とマニュアル注文を同じサービスの中で使い分けられます。
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トライオートCFDを使うと、株価指数の売買はどう変わるか
トライオートCFDで自動売買を始めると、株価指数とのかかわり方が次のように変わります。
- 売買のタイミングを毎回自分で判断しなくても、決めたルールどおりに注文が出る
- 日本の夜にあたる米国市場の時間帯も、画面に張りつかずに米国の株価指数の売買を続けられる
- 日経225だけでなく、米国・ドイツ・イギリス・香港の株価指数やETFまで、ひとつの口座で取引の対象を広げられる
- ルールの良しあしを、実際のお金を使う前にシミュレーションで確かめてから選べる
日本225や米国S500などの株価指数CFDは、通常期間なら午前8時10分から翌朝6時40分まで取引できます(米国のサマータイム期間は1時間早まる)。仕事や家事で相場を見ていられない時間にも、ルールに沿った売買が続くのは自動売買ならではの使い方です。
自動売買そのもののしくみや、裁量トレードとの違いを知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。

\ 取引時間と取引のルールを公式サイトで確認する /
トライオートCFDに必要な資金とコストの考え方
トライオートCFDは証拠金取引なので、取引する金額の全額ではなく、その一部を証拠金として預けて取引します。必要な資金は、銘柄・数量・自動売買の設定によって変わります。
株価指数CFDは時価の10%以上、バラエティCFDは20%の証拠金が必要
株価指数CFDの必要証拠金は各銘柄の時価評価額の10%以上で、価格の変動にあわせてリアルタイムで増減します。バラエティCFDは、1口あたりの想定元本を円に換算した額の20%です。
| 株価指数CFDの銘柄 | 1Lotあたりの取引数量 |
|---|---|
| 日本225 | 10 |
| 米国S500・米国R2000・香港HS | 1 |
| 米国D30・米国NQ100・ドイツ40・イギリス100 | 0.1 |
※最小の取引単位は0.1Lotです。2026年11月5日時点の公式サイトの取引概要にもとづきます。
公式サイトでは、最小の取引に必要な金額の例として、日本225で6,895円が示されています(2026年7月9日時点)。ただし、これは1回の取引に必要な証拠金の目安です。必要な証拠金ぎりぎりの資金で取引すると、少しの値動きでもロスカットになりやすく、少額の取引でも損失は出ます。
自動売買は、設定によっては複数の注文が同時に並び、保有する数量が増えていきます。シミュレーションで、どのくらいの証拠金と含み損に耐える必要があるかを確かめ、余裕を持った資金で始めましょう。
取引手数料は0円、コストはスプレッドと金利相当額
取引手数料・口座開設手数料・口座維持手数料は0円で、即時入金の手数料も無料、出金手数料はインヴァスト証券が負担します。一方で、売値と買値の差であるスプレッドは市場の流動性や相場の変動に応じて変わり、マニュアル注文と自動売買で値が異なります。
また、株価指数CFDのポジションを日をまたいで持ち越すと、金利相当額や配当相当額の受け払いが発生します。くわしくは次の章で説明します。
トライオートCFDを始める前に知っておきたいリスク
トライオートCFDに限らず、CFDは少ない証拠金で大きな金額を動かせる取引です。自動売買に任せる場合でも、リスクのしくみを理解してから始めてください。
CFDは元本や利益が保証された取引ではありません。株価指数やETFの値動きにより損失が生じ、急激な相場変動などによっては預けた証拠金を上回る損失が生じることがあります。自動売買のランキングやシミュレーションの結果は過去の相場にもとづくもので、将来の成果を示すものではありません。自動売買の選択と設定はご自身の判断で行い、取引の前にインヴァスト証券の契約締結前交付書面や取引説明書を必ず確かめてください。
損失が預けた証拠金を超えることがある
口座の有効比率が150%以下になるとプレアラート、120%以下でアラートが出て、100%以下になるとポジションは自動で決済(ロスカット)されます。
相場が急に動いたときは、ロスカットが間に合わず、損失が預けた証拠金を上回るおそれがあります。
アラートが出た段階で入金やポジションの整理を考えられるよう、証拠金に余裕を持たせておくと、すぐにロスカットになりにくくなります。
金利相当額は買いでも売りでも支払いになる
株価指数CFDは、午前6時40分(米国のサマータイム期間は午前5時40分)を超えてポジションを持っていると、金利相当額の支払いが発生します。公式サイトの説明では、買いのポジションでも売りのポジションでも支払いになります(月〜木曜は1日分、金曜は3日分)。
配当相当額は、買いのポジションなら受け取り、売りのポジションなら支払いです。ポジションを長く持ちやすい自動売買の設定では、こうした費用が損益に影響するので、シミュレーションとあわせて確かめておきましょう。
バラエティCFDはETFならではの値動きのずれもある
バラエティCFDは、ETFの価格を対象にした取引です。ETFの基準価額と、そのETFが目標にする指数の動きがずれることがあり、レバレッジ型のETFは値動きがより大きくなります。相場が荒れてスプレッドが広がったときは、思った価格で約定しにくくなることもあります。
取引時間も株価指数CFDとは異なり、米国銘柄は日本時間の夜から早朝(通常期間は23時35分〜翌5時55分)に限られます。銘柄ごとのルールは、取引の前に公式サイトの取引概要で確かめておきましょう。
\ リスクと取引概要を公式サイトで確認する /
トライオートCFDの始め方:口座開設から自動売買を動かすまで
トライオートCFDは、公式サイトから口座開設を申し込んで始めます。大まかな流れは次のとおりです。
- 公式サイトから口座開設を申し込み、本人確認書類を提出する
- インヴァスト証券の審査を経て口座が開設されたら、ログインして証拠金を入金する
- 銘柄を決め、セレクトで自動売買を選ぶか、ビルダーでルールを組み立てる(シミュレーションで動きを確かめてから)
- 自動売買を稼働させると、ルールどおりに注文が出る。必要に応じてマニュアル注文も使える
口座開設には審査があります。申し込みの前に、契約締結前交付書面などで取引のルールとリスクの説明を読んでおきましょう。
\ 口座開設の申し込み方法を確認する /
トライオートCFDの特徴と注意点のまとめ
トライオートCFDの特徴と、始める前に確かめておきたい点をまとめます。
- インヴァスト証券(関東財務局長(金商)第26号)が提供するCFDのサービス
- 日経225・米国・欧州・香港の株価指数CFD8銘柄と、ETFを対象にしたバラエティCFDを取引できる
- 自動売買は、用意されたルールを選ぶセレクトと、自分で組み立てるビルダーがあり、シミュレーションで事前に確かめられる
- 株価指数CFDのレバレッジは10倍(バラエティCFDは5倍)。取引手数料は0円で、スプレッドと金利相当額がかかる
- 損失が預けた証拠金を超えるおそれがあり、金利相当額は買い・売りどちらのポジションでも支払いになる
為替だけでなく株価指数やETFの値動きも、ルールにもとづいて売買してみたい人にとって、トライオートCFDは検討の選択肢になります。シミュレーションでルールの動きを確かめ、リスクのしくみを理解したうえで、余裕を持った資金から始めてみてください。
\ トライオートCFDの公式サイトを見てみる /
トライオートCFDに関するよくある質問
- トライオートFXとトライオートCFDは同じものですか?
-
どちらもインヴァスト証券のサービスですが、取引の対象が違います。トライオートFXは通貨ペア、トライオートCFDは株価指数やETFが対象です。
- 自動売買にすれば損をしませんか?
-
いいえ、損をしないとは限りません。自動売買はルールどおりに注文を出すしくみで、相場がルールと合わない動きをすれば損失が出ます。ランキングやシミュレーションの結果も将来の成果を約束するものではありません。
- いくらから始められますか?
-
公式サイトでは最小の取引に必要な金額の例として日本225で6,895円が示されています(2026年7月9日時点)。ただし自動売買は複数の注文が並ぶこともあるため、シミュレーションで必要な資金を確かめ、余裕を持った金額で始めることが大切です。
- 手数料はかかりますか?
-
取引手数料・口座開設手数料・口座維持手数料は0円です。売買にはスプレッドがかかり、株価指数CFDのポジションを持ち越すと金利相当額などの受け払いが発生します。
- 預けたお金以上に損をすることはありますか?
-
あります。CFDは証拠金取引のため、相場が急に動いたときなどは、ロスカットが間に合わず損失が預けた証拠金を上回るおそれがあります。

