●FXの実質手数料「スプレッド」とは?
スプレッドとは、簡単に言うと「取引に掛かる手数料」です。
外貨を買った値段と、売った値段の差額をスプレッドと呼んでいます。
それぞれ買値・売値のようにも呼ばれます。
画像の例だと、1ドルを売るときの値段は101円57.7銭です。
買うときの値段は101円58銭で、先ほどとの差が0.3銭あります。
この0.3銭がスプレッドに当たります。
スプレッドはトレーダーから見れば「取引手数料」ですし、FX会社から見れば「利益」になります。
スプレッドは数値が低ければ低いほど、お得で低コストに取引が出来ます。
また「スプレッドが狭い」「スプレッドが広い」と表現する場合もあります。
FX会社では徐々にこのスプレッドの競争が激しくなっていて他社より安いスプレッドをという流れがまた出てきています。1ドル100円だとして0.3銭、つまり1通貨分のみしか売り買いしない場合は1/3000未満の費用しか掛かりません。これは株や信用取引などの売り買いに掛かる費用だけでなく、場合によっては銀行の手数料より安いとも言えるでしょう。
以前は0.3銭の争いだったのですが、最近ではスプレッドが0.2銭の所も出てきています。
ただしたった数銭でも、チリも積もれば山となる……のように、FXで売り買いをひたすら繰り返していると馬鹿に出来ない数字なので、基本的には安い方が良いですね。
そもそもFXとは?という方は、こちらからも解説しています。