オシレーター系のテクニカル分析の代表と言えば、まず「RSI」が挙がります。
RSIは「Relative Strength Index」の略。
日本語では「相対力指数」と呼ばれます。
J.ウェルズワイルダーというアナリストによって開発され、現在の市場の強弱をトレーダーが判断するのに役立つ人気のテクニカル指標です。
これだけでは意味が分かりづらいですが、簡単に言えば相場が今「買われすぎ」・「売られすぎ」のどちらに傾いているのかを数値化した指数になります。
RSIはどのくらいレートが上下しているのかが0~100%の値で表されます。
100に近いほど買いが強く、0に近いほど売りが強い状態ということです。
下記はRSIを表示したチャート画面です。
このようにチャート下に対応した形で表示されるのが一般的になっています。
※DMM FX様の取引ツール(DMMFX PLUS)内の画像を使用しています。
FXのレートは「集団心理によって変動している」と言われます。
通貨が買われすぎれば、価格が上がり、売りに転じる人が出てきますし、逆に売られすぎて安くなれば買いたいと思う層が増えてきます。
そういった心理的な部分も、数値化して分析出来るのがRSIといったテクニカル分析です。
では、RSIの詳しい見方について見ていきましょう。