●FXの移動平均線(MA)とは?
売買のタイミングを指示するシグナルを出す指標は、テクニカル指標と呼ばれます。
テクニカル指標の中でも最も有名なのが、今回解説する「移動平均線(MA)」です。
英語で「Moving Average」と訳されるため、頭文字からMAと表記される場合が多くなっています。
FXで取引する際、ただ当てずっぽうに取引するのは大変危険です。
きちんとした根拠を持って、今後の方向を見定めることが大切です。
より有利な条件で取引するためにも、テクニカル分析は重要になってきます。
移動平均線は名前の通り、一定期間の為替レート(終値)の平均をグラフで表したものです。
※DMM FX様の取引ツール(DMMFX STANDARD)内の画像を使用しています。
2本引かれている、黄色・緑色の線のどちらも移動平均線です。
平均している期間によって、このように移動平均線が複数表示されることがあります。期間については下記で見ていきましょう。
平均値を結ぶことによって、ローソク足ではジグザグとしていた見た目がなだらかになり、相場の流れ(トレンド)を把握しやすくなりました。
移動平均線の傾きが上向きなら「上昇トレンド」、下向きなら「下降トレンド」と判断することが出来ます。