①口座の資金を多めに用意するか、
通貨単位を落として無理な資金繰りをしない
ロスカットが行われる理由は、簡単に言えば資金不足だからです。
ポジションを維持するのが難しいがために、今後の相場の動きにも耐えきれないと判断されてしまいます。
強制決済されない簡単な方法は、FX口座に証拠金を追加することです。
デモトレードなどを利用して、どのくらいの値動きでどの程度の損が出るかなど理解しておきましょう。
事前に損失を想定しておいて、耐えられる額はおさえておきたいです。
また、特に断りがない場合、FXの取引単位のメジャーは1万通貨単位となっています。
この場合の最低資金は4万円(レバレッジ25倍なので100万/25=4万円)ですから、それ以上の証拠金がないと基本的にはすぐにロスカットされます。
ロスカットの基準はFX会社によってまちまちですが、ギリギリの取引はリスクが当然高いです。
運用が難しい方は、無理せず通貨単位を落としましょう。
1000通貨対応のFX会社や、取引コースに乗り換えをします。
そうすれば10分の1の資金、4000円程度から始めることが可能です。
レバレッジに余裕を持たせるつもりでも、約1万円あれば十分に取引が出来ます。
②損切りのルールを確実に
成功している人のFXの特徴は、明確な取引ルールを設けていることです。
「いつからいつまで取引する」とか、「損切りはいくらでする」か、ということですね。
FXトレーダーの取引スタイルは多種多様ですので、必ずこれをすれば利益が出るという決まりまはありません。
しかし、長く取引を続けるなら自分専用のルールが必要になってきます。
ルールを守れるかどうかで、ロスカットの可能性も左右されます。
FX初心者にありがちな、行き当たりばったりな取引は避けるようにしましょう。
損失を小さくおさえることが、FX成功のカギです。
③指標発表前はノーポジションに
アメリカの雇用統計など、特に大きな指標発表前にはポジションを持たないようにしましょう。
わずかな時間で大きな為替変動が起こってしまい、ロスカットの危険性が増します。
このタイミングのみを狙って取引する熟練トレーダーもいますが、予測が当たる前提でないとなかなか難しいです。
FXに慣れていないうちは見守るのがベターでしょう。
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