ボリンジャーバンドとは?値動きの範囲を見極めよう

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  • ボリンジャーバンドとは?

    ●ボリンジャーバンドは、値動きの広がりと勢いを見るテクニカル指標です

    ボリンジャーバンドとは

    ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に複数のラインを表示し、価格がどの範囲で動いているかを見る指標です。

    中心にあるラインが基準線です。

    その上下に、±1σ、±2σ、±3σのラインが表示されます。

    価格がバンドの内側で動いているのか、外側へ抜けているのかを見ることで、相場の勢いや行きすぎを判断します。

    ただし、バンドに触れたからすぐ反転する、という単純な指標ではありません。

    バンド幅、ローソク足、移動平均線、支持線・抵抗線と合わせて見ることが重要です。

    ⇒移動平均線を確認する

    ⇒支持線・抵抗線を確認する

    バンドの広がりを見たいなら、チャート画面の見やすさが重要です

    ボリンジャーバンドは、中心線・±2σ・±3σ・ローソク足を同時に見て判断します。ラインが見づらい画面だと、スクイーズやバンドウォークを見落としやすくなります。時間足の切り替え、ライン表示、逆指値の入れやすさまで確認して口座を選びましょう。

    ボリンジャーバンドを見やすいFX口座を比較する

    ボリンジャーバンドの基本

    ボリンジャーバンドは、中心線と上下のバンドで構成されます。

    中心線は、移動平均線として使われることが多いです。

    その上下に、標準偏差をもとにしたラインが表示されます。

    ±1σ

    中心線に近い範囲です。価格が通常の値動きの中にいるかを見る目安になります。

    ±2σ

    多くのトレーダーが見る重要なラインです。行きすぎやブレイクの判断材料になります。

    ±3σ

    より外側のラインです。強いトレンドや急な値動きのときに意識されます。

    大事なのは、価格がバンドのどこにあるかだけでなく、バンド幅が広がっているか、縮んでいるかを見ることです。

    σとは?

    ボリンジャーバンドのσ

    σは「シグマ」と読みます。

    標準偏差を表す記号です。

    簡単に言うと、価格が平均からどのくらい離れているかを見るための考え方です。

    ±1σは、平均に近い範囲です。

    ±2σは、価格がやや外側まで動いている範囲です。

    ±3σは、かなり大きく動いている範囲です。

    ただし、確率だけで売買を決めるのは危険です。

    相場に強いトレンドが出ていると、価格が±2σや±3σ付近に沿って動き続けることがあります。

    スクイーズとエクスパンション

    ボリンジャーバンドで特に重要なのが、バンド幅の変化です。

    バンドが狭くなっている状態をスクイーズ、広がっていく状態をエクスパンションと呼びます。

    順張りでボリンジャーバンドを活用するとき

    スクイーズ

    バンド幅が狭くなり、値動きが小さくなっている状態です。

    レンジ相場や、次の大きな動きに向けた準備期間として見られることがあります。

    エクスパンション

    スクイーズのあと、バンド幅が外側へ広がる状態です。

    価格が一方向へ動き出し、トレンドが発生する可能性を考える場面です。

    ボリンジャーバンドは、反発を見るだけでなく、動き出す前の圧縮と、動き出した後の広がりを見る指標です。

    保ち合い相場と合わせて見ると、ブレイクの判断がしやすくなります。

    保ち合い相場を確認する

    バンドウォークとは?

    バンドウォークは、価格がバンドの外側に沿って動き続ける状態です。

    上昇トレンドでは、価格が+2σや+3σ付近に沿って上がることがあります。

    下降トレンドでは、価格が−2σや−3σ付近に沿って下がることがあります。

    バンドウォーク中は、「バンドに触れたから反転する」と考えると危険です。

    強いトレンドでは、買われすぎ・売られすぎに見えても、そのまま動き続けることがあります。

    移動平均線の向き、ローソク足の勢い、直近高値・安値の更新も合わせて確認しましょう。

    ⇒ローソク足を確認する

    順張りで使う場合

    順張りでは、スクイーズからエクスパンションに変わる場面を見ます。

    バンド幅が狭くなったあと、価格が上か下に抜け、バンドが広がり始めたら、トレンド発生を考える場面です。

    見るポイント

    □ バンド幅が一度しっかり縮んでいるか

    □ ローソク足がバンドの外側へ抜けているか

    □ 中心線や移動平均線が同じ方向を向いているか

    □ 上位足でも同じ方向に見えるか

    □ 抜けた直後に戻されていないか

    順張りで使うなら、抜けた方向に勢いが続くかを確認することが大切です。

    飛び乗る前に、損切り位置も決めておきましょう。

    逆指値注文を確認する

    逆張りで使う場合

    逆張りでは、価格がバンドの外側へ行きすぎたあと、内側へ戻る動きを狙います。

    ただし、逆張りが使いやすいのは、強いトレンドではなくレンジ相場です。

    逆張りでボリンジャーバンドを活用するとき

    逆張りで見るポイント

    □ レンジ相場になっているか

    □ バンド幅が横ばいに近いか

    □ 価格が±2σ付近まで動いているか

    □ ローソク足がバンド内に戻る動きを見せているか

    □ 反対側のラインまで十分な値幅があるか

    強いトレンド中の逆張りは危険です。

    バンドウォークが始まっている場合は、無理に反発を狙わず、損切りを優先しましょう。

    ダマシに注意する

    ボリンジャーバンドでは、ダマシにも注意が必要です。

    バンドを抜けたように見えても、すぐ内側に戻ることがあります。

    逆に、反発しそうに見えても、そのままバンドウォークに移ることもあります。

    ダマシを減らすために見るポイント

    □ ローソク足の終値で抜けているか

    □ ヒゲだけの突破ではないか

    □ 中心線の向きはどうか

    □ 移動平均線と同じ方向か

    □ 経済指標の前後ではないか

    □ 損切り位置を先に決めているか

    ボリンジャーバンドは、バンドの位置だけで判断するのではなく、相場の状態まで確認して使う指標です。

    ⇒経済指標を確認する

    ボリンジャーバンドで失敗しやすいパターン

    ① ±2σに触れた瞬間に逆張りする

    強いトレンドでは、±2σに沿って価格が動き続けることがあります。

    ② スクイーズを見落とす

    バンド幅が狭い状態から広がると、大きな値動きにつながることがあります。

    ③ バンドだけを見て売買する

    ローソク足、移動平均線、支持線・抵抗線を見ないと、判断が雑になります。

    ④ 損切りを置かない

    反発狙いが外れたとき、バンドウォークに巻き込まれる可能性があります。

    ⑤ 短期足だけで判断する

    5分足では反発に見えても、日足では強いトレンド中ということがあります。

    ボリンジャーバンドを見るときのチェックリスト

    ボリンジャーバンドを使う前に、次の順で確認しましょう。

    □ バンド幅は広がっているか、縮んでいるか

    □ 価格は中心線より上か下か

    □ ±2σや±3σに沿って動いていないか

    □ レンジ相場か、トレンド相場か

    □ 上位足の流れと矛盾していないか

    □ ローソク足は終値で抜けているか

    □ 経済指標の前後ではないか

    □ 逆行したときの損切り位置を決めているか

    チェックがそろわないなら、バンドに触れていても無理に取引しない方が安全です。

    ボリンジャーバンドのまとめ

    ボリンジャーバンドまとめ

    ボリンジャーバンドは、価格の動く範囲と勢いを見るためのテクニカル指標です。

    中心線、±1σ、±2σ、±3σを見ながら、価格がどの位置にあるかを確認します。

    スクイーズは値動きが小さくなっている状態です。

    エクスパンションは、バンドが広がり、トレンド発生を考える場面です。

    バンドウォーク中は、価格がバンドに沿って動き続けることがあります。

    ボリンジャーバンドは、反発だけを見る指標ではありません。バンド幅、方向、ローソク足、移動平均線、損切り位置までセットで見ることが重要です。

    口座を選ぶときは、ボリンジャーバンドの表示だけでなく、チャートの見やすさ、時間足の切り替え、ラインの引きやすさ、逆指値の入れやすさまで確認しておきましょう。