●FXとマイナンバーの関係。提出の義務について

マイナンバーとは国民ひとりひとりが持つ、12ケタの番号のことです。

社会保障や税、災害対策の分野で効率的に情報を管理するために導入されました。
2016年1月1日から個人番号(マイナンバー)を記載することが
法律で義務付けられています。

マイナンバーの導入によって国や公共団体はもちろんですが、民間企業も税や社会保険の手続きでマイナンバーを取り扱うことになります。

その一環としてFX会社に新規で口座開設をする際に、マイナンバーの登録が必要となりました。

現在では、どのFX会社でもマイナンバーの提出が必要となっています。

⇒関連:FXを始めるために必要なものとは？

現在では既に口座を持っている方も、同じくマイナンバーの提出が義務付けられており、提出をしないと取引が行えません。

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マイナンバーが導入されたことによって、各FX会社は税務署にトレーダーのマイナンバーの提出が必要になりました。

これは税務署側がトレーダーの脱税を防ぐために行っているもので、口座を開設する私たち同様、FX会社が税務署に提出を義務付けられているものでもあります。

マイナンバーは行政手続きが必要な場合にしか使用されません。
FX会社へマイナンバーを申請する理由にはこういった背景があることを踏まえておくと申請する抵抗がなくなると思います。

また、FXでの副業を検討していて「マイナンバーで勤務先に副業がばれるのでは？」と考えている方もいらっしゃると思います。

実はFX会社へマイナンバーを提出しても、勤務先の会社に
FXの売買の実績や収益が伝わることは一切ありません。
マイナンバーは副業を勤務先に通知するような仕組みではないのです。

しかし、マイナンバー以外にも気を付けなければならない点があります。

副業などの収入が20万円を超えると、会社員でも確定申告が必要になります。

これはマイナンバーの導入とは無関係です。

服収入が20万以下の場合は、税務署への確定申告は不要です。しかし、市区町村によっては住民税の申告は必要な場合がありますので注意が必要です。

FX会社側からの提出で、税務署はFXの口座情報を把握しているのでFXでの利益を確定申告していないと確実に税務署にばれてしまいます。

悪質なケースでは刑事告発の対象になり、
その場合は勤務先まで通達が行くことになってしまいます。

もし確定申告が必要なのであれば、きちんと行いましょう。

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⇒初めてでも分かるFX税金入門

●FXの口座開設にはマイナンバーが
必要になった

●既に口座を持っている人もマイナンバーの提出が必要

●マイナンバーが原因で勤務先に
副業がばれるわけではない

●FXで利益が出たら確定申告を
忘れないようにしよう

FXとマイナンバーの関連について紹介してきましたが、
FXや確定申告以外にもマイナンバーのメリットが存在します。

●社会保障などのサービスを
充実させることが出来る

●組織間での情報の共有がスムーズになる

●人的なミスを減らすことが出来る

その新しさから戸惑いがちなマイナンバー制度も、
しっかり理解すれば順次実施される内容に対応していくことが出来ます。
FXに関しての変更にも一つずつ取り組んでいきましょう。

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