トレール注文とは?値動きに合わせて逆指値を動かす方法

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  • トレール注文とは?

    ●トレール注文は、値動きに合わせて逆指値を自動で動かす注文です

    トレール注文とは

    トレール注文は、相場が有利に動いたときに
    逆指値の決済ラインを自動で追いかける注文方法です。

    主に決済注文で使います。

    買いポジションなら、価格が上がるほど損切りラインも上に動きます。

    売りポジションなら、価格が下がるほど損切りラインも下に動きます。

    通常の逆指値は、一度設定した価格から自動では動きません。

    トレール注文は、利益を伸ばしながら、反転したときの決済ラインも残せるのが特徴です。

    ⇒逆指値注文を確認する

    トレール注文の注意点

    トレール幅が狭すぎると、少しの押し戻しですぐ決済されます。
    広すぎると、せっかく伸びた利益を大きく削ることがあります。
    使うなら、トレール幅の変更、注文状況、約定通知
    損益表示をスマホで確認しやすい口座を選びましょう。

    トレール幅を管理しやすいFX口座を比較する

    注文方法メニュー

    トレール注文の仕組み

    トレール注文は、逆指値を固定せず
    相場の有利な方向に合わせて動かします。

    たとえば買いポジションを持っている場合
    価格が上がると逆指値も上に移動します。

    その後、価格が下がって逆指値に到達すると、自動で決済されます。

    つまり、利益を伸ばしながら
    反転時の決済ラインも残せる注文です。

    ただし、相場が上がり続けている間は
    トレール注文だけでは利益確定されません。

    最後は反転して逆指値にかかったときに決済される仕組みです。

    トレール注文の例

    トレール注文の参考例

    買いポジションを持っていて
    30銭のトレール幅を設定した例で考えます。

    価格が上がると、逆指値の決済ラインも30銭の幅を
    保ったまま上に移動します。

    その後、価格が反転して逆指値ラインまで下がると
    自動で決済されます。

    通常の逆指値よりも、利益を残しながら
    損失拡大を防ぎやすいのがメリットです。

    ただし、トレール幅が狭いと
    少しの値動きですぐ決済されることがあります。

    逆に広すぎると、反転したときに
    利益を大きく削る可能性があります。

    トレール注文の注意点

    トレール注文の注意点とは

    トレール注文は便利ですが、どんな相場でも万能ではありません。

    ■レンジ相場では使いにくい

    上下に細かく動くレンジ相場では
    トレール幅にすぐ引っかかることがあります。

    方向感がない相場では、利益が伸びる前に決済されやすいです。

    ■利益確定が遅れることがある

    トレール注文は、相場が反転して逆指値に触れたときに決済されます。

    そのため、最高値や最安値で決済できるわけではありません。

    ■短期売買には合わない場合がある

    スキャルピングのような短時間の取引では
    トレール幅の設定が難しくなります。

    短期売買では、スプレッドや約定のズレも影響しやすいです。

    ⇒成行注文の注意点も確認する

    トレール幅の決め方

    最適なトレール幅

    トレール幅は、狭ければ良いわけでも
    広ければ良いわけでもありません。

    狭すぎると、少しの戻しですぐ決済されます。

    広すぎると、反転時に利益を大きく削ることがあります。

    見るべきなのは、通貨ペアの値動き、取引時間帯、スプレッド、狙う利益幅です。

    値動きが大きい時間帯は
    トレール幅を狭くしすぎるとすぐ約定しやすくなります。

    経済指標前後は、スプレッド拡大や急変動も起きやすいため
    無理に使わない判断も必要です。

    ⇒経済指標とは?

    トレール注文してみよう

    実際の注文画面はFX会社によって違います。

    ただし、確認するポイントはほぼ同じです。

    ■決済注文で使う

    トレール注文は、基本的に保有ポジションの決済注文として使います。

    まず、保有中のポジションを選び、決済注文画面を開きます。

    トレール注文のやり方①

    注文種類を選び、逆指値やトレールに関する設定画面へ進みます。

    画面によっては、最初に「指値・逆指値」を選び、その後にトレール設定を行う場合があります。

    トレール注文のやり方②

    トレール幅を入力し、予定損益や証拠金維持率を確認します。

    内容を確認して注文すれば、トレール注文は完了です。

    注文後は、トレール幅・注文状況・約定通知をスマホで確認できるかが重要です。

    相場が動いたときに変更や取消がしにくい口座だと、管理が遅れやすくなります。

    トレール注文が向いている場面

    トレール注文は、利益を伸ばしたい場面で使いやすい注文です。

    ① トレンドが出ているとき

    一方向に動きやすい相場では、決済ラインを追いかけながら利益を伸ばしやすくなります。

    ② 利益確定を急ぎすぎたくないとき

    すぐに利確せず、伸びるところまで追いたいときに使えます。

    ③ 逆指値を手動で動かすのが面倒なとき

    通常の逆指値を何度も修正する手間を減らせます。

    ④ 損失限定と利益伸ばしを両方意識したいとき

    相場が有利に動けば決済ラインも動くため、利益を守りながら伸ばす考え方ができます。

    トレール注文で見るべき口座のポイント

    トレール注文は、注文機能そのものより、管理画面の見やすさが重要です。

    ① トレール幅を入力しやすいか

    幅の入力欄が分かりにくいと、設定ミスにつながります。

    ② 注文後に変更・取消しやすいか

    相場が動いたときに、スマホからすぐ修正できるかを確認しましょう。

    ③ 約定通知が分かりやすいか

    いつ決済されたのか、どの注文が残っているのかをすぐ確認できる口座が安心です。

    ④ スプレッドが急に広がりすぎないか

    トレール幅が狭い場合、スプレッドの広がりも予定損益に影響します。

    ⑤ アプリで損益と注文状況を同時に見られるか

    トレール注文は、保有ポジション・決済ライン・損益をまとめて確認できると管理しやすいです。

    トレール注文は、利益を伸ばすための注文です。だからこそ、トレール幅・通知・変更のしやすさまで見て口座を選びましょう。