保ち合いとは?見方を覚えて相場に強くなろう

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  • 保ち合いは、動き出す前の待機ゾーンです

    ●保ち合いとは、価格が一定の範囲で上下し
    方向感が出にくい相場のことです

    保ち合いは、レンジ相場やボックス相場と呼ばれることもあります。

    上側は抵抗線、下側は支持線として意識されやすくなります。

    保ち合いで大事なのは、無理に当てにいくことではありません。
    どちらに抜けた後、どう動くかを先に決めることです。

    レンジ内は小さく上下しても、抜けた後に大きく動くことがあります。

    ⇒支持線・抵抗線を確認する

    保ち合いは、抜けた後の対応で差が出ます

    見るべきなのは、上限・下限・値幅・終値・ダマシ・逆指値の位置です。

    レンジ相場を見やすいFX口座を確認する

    実際のチャートで見る

    下のように、価格が一定の範囲で上下している部分が保ち合いです。

    保ち合いとは

    上限付近では売られやすく、下限付近では買われやすい動きになりやすいです。

    ただし、毎回きれいに同じ価格で反発するわけではありません。

    少し手前で反転することもあれば、一度抜けたように見えて戻ることもあります。

    保ち合いは、線の内側で細かく勝つ相場ではなく
    抜けた後の流れを待つ相場として見る方が安全です。

    最初に見る3つのポイント

    保ち合いを見つけたら、まず3つだけ確認します。

    ① 上限

    何度も上げ止まっている価格帯を見ます。

    ② 下限

    何度も下げ止まっている価格帯を見ます。

    ③ 値幅

    取引するだけの幅があるかを確認します。

    値幅が狭い保ち合いでは、スプレッド負けしやすくなります。

    線が引けても、取れる幅が小さいなら見送る判断も必要です。

    レンジブレイクを待つ

    保ち合いは、いつか上下どちらかに抜けます。

    レンジの上限を抜ける動きを、上方向のブレイクと見ます。

    レンジの下限を抜ける動きを、下方向のブレイクと見ます。

    ブレイク後は、トレンド相場へ移ることがあります。

    ただし、抜けた瞬間だけで飛び乗ると、ダマシに引っかかることがあります。

    見るポイント

    ・終値で抜けたか

    ・抜けた後に戻っていないか

    ・上位足でも同じ方向か

    ・経済指標の前後ではないか

    ・損切り位置を先に決めているか

    ⇒ローソク足の基本を確認する

    ⇒経済指標を確認する

    ダマシに注意する

    保ち合いで一番注意したいのが、ダマシです。

    一度ラインを抜けたように見えても、その後すぐレンジ内に戻ることがあります。

    チャートのダマシに注意

    この場面では、抜けた方向に入った直後に逆行しやすくなります。

    ダマシを完全に避けることはできません。
    だからこそ、入る前に損切り位置を決めます。

    ブレイクを狙うなら、次のローソク足、戻りの動き、終値を確認しましょう。

    逆指値注文を確認する

    保ち合いの主なパターン

    保ち合いには、代表的な形があります。

    ただし、形だけで方向を決めつけないでください。

    重要なのは、どちらに抜けたか、抜けた後に戻らないかです。

    ■ボックス型保ち合い

    上下のラインがほぼ平行に見える保ち合いです。

    上限と下限の間で価格が行き来します。

    抜けるまでは、上下どちらに進むかを決めつけない方が安全です。

    ■上昇フラッグ型

    上値と下値が少しずつ切り上がる形です。

    上昇の途中で、一時的に保ち合う場面で見られることがあります。

    上方向に抜けると、上昇継続を意識する場面になります。

    ■下降フラッグ型

    上値と下値が少しずつ切り下がる形です。

    下落の途中で、一時的に保ち合う場面で見られることがあります。

    下方向に抜けると、下落継続を意識する場面になります。

    ■三角保ち合い・ペナント型

    値動きの幅が、だんだん小さくなる形です。

    上値と下値が近づいていくため、抜けた後に値動きが強まりやすい場面があります。

    ブレイク前に無理に入るより、抜けた後の動きと損切り位置を確認しましょう。

    保ち合いでやってはいけないこと

    ① 上下どちらに抜けるかを決めつける

    形だけで方向を決めると、ダマシに引っかかりやすくなります。

    ② レンジ内で何度も細かく売買する

    値幅が狭いと、スプレッドや約定ズレで不利になりやすいです。

    ③ 損切りを置かずにブレイクを狙う

    抜けたと思っても、すぐ戻ることがあります。

    ④ 経済指標の前後に無理に入る

    指標前後は、ラインや形を無視して急に動くことがあります。

    ⑤ 時間足を1つだけで判断する

    短期足では保ち合いでも、上位足では強いトレンドの途中ということがあります。

    保ち合いでは、取引しない判断も戦略です。

    ブレイク後の注文設計

    保ち合いを使うなら、入る前に注文の形を決めておきます。

    上抜け狙い:上限を終値で抜けるか確認する

    下抜け狙い:下限を終値で抜けるか確認する

    損切り:抜けたラインの内側に戻ったら撤退候補

    利確:次の支持線・抵抗線、またはレンジ幅を目安にする

    ブレイクは、入る場所よりも撤退場所を先に決めることが大切です。

    注文方法まで決めておくと、抜けた瞬間に慌てにくくなります。

    FXの注文方法一覧を見る

    利確と損切りを同時に置くOCO注文を見る

    保ち合いを見るときのチェックリスト

    保ち合い相場では、次の順で確認しましょう。

    □ 上限と下限のラインを引けているか

    □ 何度も反発している価格帯か

    □ 値幅は取引するだけの広さがあるか

    □ 上位足では強いトレンド中ではないか

    □ ブレイク後にダマシになっていないか

    □ 終値で抜けたか確認したか

    □ 逆指値の位置を先に決めているか

    □ 経済指標の前後ではないか

    チェックがそろわないなら、保ち合いを見つけても無理に入らない方が安全です。

    保ち合いのまとめ

    保ち合い相場は、価格が一定の範囲で上下する相場です。

    レンジ相場、ボックス相場とも呼ばれます。

    上限と下限を確認し、どちらに抜けるかを見ます。

    ただし、保ち合いで大事なのは予想ではありません。
    抜けた後にどう対応するかです。

    抜けた直後に戻るダマシもあるため、終値、戻り、上位足、損切り位置を確認しましょう。

    保ち合いは、待つ力が必要な相場です。

    焦ってレンジ内で何度も売買するより、ブレイク後の形を確認してから動く方が安定しやすくなります。