●保ち合いとは、価格が一定の範囲で上下し
方向感が出にくい相場のことです
保ち合いは、レンジ相場やボックス相場と呼ばれることもあります。
上側は抵抗線、下側は支持線として意識されやすくなります。
保ち合いで大事なのは、無理に当てにいくことではありません。
どちらに抜けた後、どう動くかを先に決めることです。
レンジ内は小さく上下しても、抜けた後に大きく動くことがあります。

●保ち合いとは、価格が一定の範囲で上下し
方向感が出にくい相場のことです
保ち合いは、レンジ相場やボックス相場と呼ばれることもあります。
上側は抵抗線、下側は支持線として意識されやすくなります。
保ち合いで大事なのは、無理に当てにいくことではありません。
どちらに抜けた後、どう動くかを先に決めることです。
レンジ内は小さく上下しても、抜けた後に大きく動くことがあります。
下のように、価格が一定の範囲で上下している部分が保ち合いです。
上限付近では売られやすく、下限付近では買われやすい動きになりやすいです。
ただし、毎回きれいに同じ価格で反発するわけではありません。
少し手前で反転することもあれば、一度抜けたように見えて戻ることもあります。
保ち合いは、線の内側で細かく勝つ相場ではなく
抜けた後の流れを待つ相場として見る方が安全です。
保ち合いを見つけたら、まず3つだけ確認します。
① 上限
何度も上げ止まっている価格帯を見ます。
② 下限
何度も下げ止まっている価格帯を見ます。
③ 値幅
取引するだけの幅があるかを確認します。
値幅が狭い保ち合いでは、スプレッド負けしやすくなります。
線が引けても、取れる幅が小さいなら見送る判断も必要です。
保ち合いは、いつか上下どちらかに抜けます。
レンジの上限を抜ける動きを、上方向のブレイクと見ます。
レンジの下限を抜ける動きを、下方向のブレイクと見ます。
ブレイク後は、トレンド相場へ移ることがあります。
ただし、抜けた瞬間だけで飛び乗ると、ダマシに引っかかることがあります。
見るポイント
・終値で抜けたか
・抜けた後に戻っていないか
・上位足でも同じ方向か
・経済指標の前後ではないか
・損切り位置を先に決めているか
保ち合いで一番注意したいのが、ダマシです。
一度ラインを抜けたように見えても、その後すぐレンジ内に戻ることがあります。
この場面では、抜けた方向に入った直後に逆行しやすくなります。
ダマシを完全に避けることはできません。
だからこそ、入る前に損切り位置を決めます。
ブレイクを狙うなら、次のローソク足、戻りの動き、終値を確認しましょう。
保ち合いには、代表的な形があります。
ただし、形だけで方向を決めつけないでください。
重要なのは、どちらに抜けたか、抜けた後に戻らないかです。
■ボックス型保ち合い
上下のラインがほぼ平行に見える保ち合いです。
上限と下限の間で価格が行き来します。
抜けるまでは、上下どちらに進むかを決めつけない方が安全です。
■上昇フラッグ型
上値と下値が少しずつ切り上がる形です。
上昇の途中で、一時的に保ち合う場面で見られることがあります。
上方向に抜けると、上昇継続を意識する場面になります。
■下降フラッグ型
上値と下値が少しずつ切り下がる形です。
下落の途中で、一時的に保ち合う場面で見られることがあります。
下方向に抜けると、下落継続を意識する場面になります。
■三角保ち合い・ペナント型
値動きの幅が、だんだん小さくなる形です。
上値と下値が近づいていくため、抜けた後に値動きが強まりやすい場面があります。
ブレイク前に無理に入るより、抜けた後の動きと損切り位置を確認しましょう。
① 上下どちらに抜けるかを決めつける
形だけで方向を決めると、ダマシに引っかかりやすくなります。
② レンジ内で何度も細かく売買する
値幅が狭いと、スプレッドや約定ズレで不利になりやすいです。
③ 損切りを置かずにブレイクを狙う
抜けたと思っても、すぐ戻ることがあります。
④ 経済指標の前後に無理に入る
指標前後は、ラインや形を無視して急に動くことがあります。
⑤ 時間足を1つだけで判断する
短期足では保ち合いでも、上位足では強いトレンドの途中ということがあります。
保ち合いでは、取引しない判断も戦略です。
保ち合いを使うなら、入る前に注文の形を決めておきます。
上抜け狙い:上限を終値で抜けるか確認する
下抜け狙い:下限を終値で抜けるか確認する
損切り:抜けたラインの内側に戻ったら撤退候補
利確:次の支持線・抵抗線、またはレンジ幅を目安にする
ブレイクは、入る場所よりも撤退場所を先に決めることが大切です。
注文方法まで決めておくと、抜けた瞬間に慌てにくくなります。
保ち合い相場では、次の順で確認しましょう。
□ 上限と下限のラインを引けているか
□ 何度も反発している価格帯か
□ 値幅は取引するだけの広さがあるか
□ 上位足では強いトレンド中ではないか
□ ブレイク後にダマシになっていないか
□ 終値で抜けたか確認したか
□ 逆指値の位置を先に決めているか
□ 経済指標の前後ではないか
チェックがそろわないなら、保ち合いを見つけても無理に入らない方が安全です。
保ち合い相場は、価格が一定の範囲で上下する相場です。
レンジ相場、ボックス相場とも呼ばれます。
上限と下限を確認し、どちらに抜けるかを見ます。
ただし、保ち合いで大事なのは予想ではありません。
抜けた後にどう対応するかです。
抜けた直後に戻るダマシもあるため、終値、戻り、上位足、損切り位置を確認しましょう。
保ち合いは、待つ力が必要な相場です。
焦ってレンジ内で何度も売買するより、ブレイク後の形を確認してから動く方が安定しやすくなります。