IFO(アイエフオー)注文は、「IFD注文」と「OCO注文」を組み合わせていいとこ取りをした注文方法です。

FX会社によっては、IFO注文の事を「IFDONE+OCO注文」という名前で提供しているところもあります。

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IFD注文は新規と決済がセットになった注文でした。

加えて、OCO注文は2つの決済注文を同時に出すという注文方法です。

この2つが組み合わさると、「新規注文と同時に、決済注文を2通り出す」ことが出来ます。

まず初めにIFD注文を約定して、その後自動的にOCO注文が発動する仕組みと言うと分かりやすいでしょう。

新規ポジションを確保するとともに、利益確定の指値・損切りの逆指値も同時に発注出来ます。

1つの注文画面を設定するだけで、注文から決済まで全自動で行ってくれる注文方法です。

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FX会社によって注文方法の種類や数は違います。

成行注文の様な基本的なものはどこもそろえてますが、FX取引に慣れて来るほど便利でリスク管理もしやすい注文をしたくなるものです。

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●成行　●指値　●逆指値　●IFD　●OCO　●IFO　●トレール注文

図で為替の上下をイメージしながら、IFO注文を理解していきましょう。

まず、120円になったら買いという指値の注文を入れ、その後に決済の2つの注文を入れました。

※画像は外為オンライン様のものをお借りして使用しています。

②は121円で売りをする指値注文で「利益確定」のために出しています。

③は119円で売りにする逆指値注文で「損切り」のために入れています。

ポジションを持った時点ではどちらに動くかは分からないので、このように2つの決済注文を使えるというのは大変便利です。

①の注文が通らなければ②・③は待機状態のままですし、逆に②の成立すれば②・③が注文状態になります。

②・③はどちらか片方しか通らず、どちらかが成立するのと同時にもう片方は自動キャンセルとなります。

ここまでの3つの注文を、あらかじめ一画面で行えるのがIFO注文です。

今回は①がIFDの新規注文、②・③がOCOでの決済です。
それぞれ1つずつ出すことも出来るのですが、一連の流れをセットにして全体でIFO注文となります。

ひとまとまりにしてしまった方が何かと便利ですし、手間を省くことが出来るというメリットがあります。

IFO注文は事前に決めた内容に沿って新規注文から利益確定、損切りまでも行ってくれる注文方法です。

為替レートを見張る必要がなく、画面から離れていても良いという自動売買の一面を持っています。

また、IFO注文を用いることは心理的にも有利に働きます。

特にFXを始めたばかりの方だと、含み益・含み損に振り回されがちです。
大損をしてしまうのではと心配して、冷静な判断が出来なくなってしまいます。

取引を始める前ならプレッシャーもないですし、今後の相場予測も立てやすいでしょう。

ただし、きちんと注文方法を理解していないと、難しく感じられてしまうこともあるようです。

注文画面で迷ったら、他の注文方法についてもう一度おさらいしてみると良いかもしれませんね。

なんとなくエントリーするには複雑な注文のため、この注文を使いこなせる頃には、根拠を持って相場予測を行うようになっているでしょう。

FXのスキルをアップさせるのにも一役買う注文方法です。

大変便利な注文ですので、デモトレードで使用しつつ、相場予測の方法を是非身に付けていってください。

デモトレードで注文の練習してみよう

実際に画面を見ながら、IFO注文を出してみましょう。

オレンジ色の枠を追うことで注文が出来ますので、参考にしてみてください。

今回は、外為オンラインの取引ツールを使用しています。

⇒外為オンラインについて詳しくは

本番もデモトレードも画面は変わりません。 まずはデモ画面で注文の流れをおさえておきましょう。

■新規注文から決済注文まで

IFO注文は新規から決済までの内容を、あらかじめ設定してしまう注文方法です。

そのため、細かい設定は最初の一回のみでOK！

決済のために何度も画面を切り替える必要もありません。

まずはホーム画面から、新規注文用の画面を呼び出してみましょう。

取引したい通貨ペアか、上タブの「新規注文」をクリックします。

「注文種類」でIFOを探したいところですが、外為オンラインでは「If Done + OCO」として表示されています。

どちらも意味は同じですので、安心して選択してください。

＜第1注文(新規)＞

売買・注文方法・指定レートを設定します。

有利なレートなら指値、不利なレートなら逆指値に入れます。

もし逆に設定したとしても、ツール内で注釈が入るので見直しも可能です。

この注文は指定したレートに到達した場合、自動的に約定されます。

数量や期限はお好みで設定しましょう。

＜第2注文(決済)＞

注文方法と指定レートを入れていきましょう。

先ほど第1注文で設定した売買の逆が自動的に当てはまります。

利益確定・損切りなどの目的に合わせてレートを指定しましょう。

第1注文が成立しなければ、この2つの注文も発動することはありません。

また、どちらか一方が成立した場合はもう片方がキャンセルされる注文となります。

注文が出来たら、1番下の欄にて確認が出来ます。

間違えてしまってもここから取り消しや訂正が可能ですよ！

あとは為替が思い通りに動くのを待つだけとなります。

外為オンラインでは、それぞれの注文が通った際に通知を行ってくれます。
画面から目を離していても状況が分かるのは便利ですし、安心ですね。

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